山中木製漆器展
designshop takikawaでは、五十嵐アート塾開催に合わせて、年4回程度、小展覧会 形式のイベントを開催しております。前回の丹野則雄ー木の箱展に続いて、10月8日からは山中木製漆器展を開催いたします。

山中は、石川県西端の清廉な谷あいに広がる、日本一の生産額を誇る漆器の一大産地。山中漆器のはじまりは、安土桃山時代の天正年間(1573〜1592)にまでさかのぼり、ろくろを使った高度な木地挽きが特徴です。しかし、近年では安価な樹脂製塗装品(プラスチック漆器)が大半を占め、古来の製法を忠実に守った伝統漆器を製作しているメーカーが残り僅かになっています。本展では、数百年に亘り継承されてきたろくろ挽きの技術によって生まれた漆器を展示販売いたします。10/8に五十嵐威暢デザインのシンプルな山中漆器/花器がdesignshop takikawaで先行発売になります。
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